固まりかけた石粉粘土を蘇らせる方法
今回の制作で家にあった未開封の石粉ねんどを使用してみようと思っていたが・・・・
karyudo-mentosu.hatenablog.com
なんと未開封なのに固くなりかけていたのでなんとかして
(費用削減もかねて)再生できないかやってみました。
今回使用した例の粘土です
この粘土が「指でギュッと強く押していれば凹むが、
ちょっと触った感じでは固く感じる程度の固さになってました。
※あくまでも固まりかけた粘土を蘇らせるたため
完全に乾燥した粘土だと蘇るかがわかりません。
またこの方法は石粉ねんどで行った方法なので
紙粘土は多分無理です。石粉限定
・早く粘土が使いたいけれど固まりかけてる!
・食べ物を入れる鍋や電子レンジは使いたくない!
という時間がない人向け
用意するもの
- 粘土
- カッターナイフ、粘土ベラなどの粘土を切れるもの
- ジップロック 1〜2枚
- 棒状の物(麺棒、すり棒など)
- お湯 適量
- 戻してやるという根気
ジップロックは戻す粘土の量に応じてサイズを変える
大きめの方が口からはみ出たりしない
まず粘土を四角に切り分ける
おおきさは自由ですが小さいほど楽だと思います
また削って粉状などにするのもアリです。
潰すのが楽な形にします。
粘土をジップロックに入れて水(お湯)を入れる
切った粘土をジップロックにいれてお湯か水を注ぎます。
あまり入れすぎるとべちゃべちゃになってしまうので気持ち少なめに
入れたら口を閉じて、お湯が行き渡るように軽くもみます。
たたいたり揉んだりするので漏れが心配であれば袋を2重にしても
いいかもしれません。
しばらく放置します
30分ぐらいでもいいです。浸ける時間が長ければ柔らかくなります
アニメでも見てましょう。
棒や己の力で粘土の塊をつぶす
塊を最初から手で潰すのは相当な力がいるので
棒などであらかじめ潰しておくと楽です なければ素手
その後は根気よく自分の納得が行く堅さまで揉みまくります。
時間がなかったので風呂につかりながら握りつぶしてました
途中粘土が堅くなってきたな〜と感じたら追加でお湯を足すと
いい感じです
なんだかんだで4時間ほどでそれなりの固さにまで戻りました
固さの調節の仕方
・ゆるい粘土を作りたい
揉むときに入れる水を多めにして、揉んでいる最中にも水を多く足す
・固いねんどをつくりたい
揉むときの水の量を減らす 浸ける時間を減らす
戻したあと多少空気にさらして水分を抜く。
保存について
そんな持たないと思うのでなるべく早く使い切る
カビが発生するかもしれないので保管は気をつける
使ったジップロックそのままで保管した方がいい
やってみた感想
とにかく根気。石粉ねんどは一袋400円・・・を意識する
追記(2017.9.10)
なんだか閲覧数がすごいことになっていた…
空気を完全に抜いた状態ならジップロックに入れたままなら
固まることなく一年持ちました。
ダマになるのがきになる方はなるべく細かく刻んだりちぎったり
(削るのが一番ベスト)したほうがダマができにくいと思います。